オフの日の余白:Vol.1 家族と晩夏のキャンプへ
ゴリゴリの移住記からの閑話休題。2026年の晩夏、夜勤明けのスクラブを脱ぎ捨てて向かったのは、圧倒的な「ニュージーランドの青」でした。15歳の息子の成長、ガスコンロで焼く背徳のナチョス、そして全てを包み込む赦しの自然。一人の看護師が現実から数ミリ浮遊した、キャンプの記録。
Mieko - NZ現役看護師
3/26/2026


目次
1.始まりの青
2.火と肉と、背徳のナチョス
3.海を睨む背中:15歳の静かな成長
4.この国の赦しのような美しい自然
こんにちは。Miekoです。
現在、私のニュージーランド移住記を連載中ですが、
今日は少しだけ時計の針を「今」に進めて、番外編をお届けしたいと思います。
過去の自分と向き合い、あの激動の日々を書き起こす作業は、思っていた以上に精神を削る作業でもあります。
執筆の合間に、ふと「今の自分」を支えてくれている風景や、家族との時間を記録しておきたい――。
そんな思いから、新しく ”オフの日の余白” というシリーズを始めることにしました。
第1回目は、先日家族で出かけたキャンプのお話です。
移住記の「あの日」の続きを綴る前に、少しだけ、
ニュージーランドの風を感じる「余白」にお付き合いいただければ幸いです。
1. 始まりの青
金曜日の夜勤明け。スクラブを脱ぎ捨て、オークランドの喧騒を後に。
向かった先は北の大地。
車を走らせた先に私を迎えたのは、病院の白い壁とは対極にある、
圧倒的な「ニュージーランドの青」でした。
2. 火と肉と、背徳のナチョス
余計なことは考えず、とりあえず飯!
ただ、ガスコンロの青い炎を凝視し、肉を焼き、チーズの溶ける香りにとことん身を委ねます。
病棟の電子音も、コーディネーターとしての責務も、
そして「書かねばならない」という自らが課したブログ執筆の呪縛も。
コンロから上がる熱気と湯気が、すべて空へ連れ去ってくれた。
3. 海を睨む背中:15歳の静かな成長
釣竿を振る息子の姿を、少し離れた場所から眺める。
…あの日、オークランド空港の出発ロビーの向こうへ消えていった、あの小さかった背中。
(その「別れ」の詳細は、また次回の移住記で綴ることになりますが――)
今、目の前にいるのは、私の背を追い越し、潮風を受けながら黙々と海と対話する一人の青年。
彼はもう、私が手を引く必要のない場所へ、自らの力で辿り着こうとしている。
その成長が、少しの寂しさと、それを遥かに上回る誇らしさを、私の胸に静かに刻み込みました。
4. この国の赦しのような美しい自然
息子の成長を優しく、時には厳しく見守るかのように、
ニュージーランドの自然はどこまでも広く、深い。
激しく叩きつける滝の音に、日々の喧騒と、脳裏にこびりついた電子カルテの残像を洗い流す。
洞窟の静寂に身を浸せば、自分が「看護師」でも「母親」でもない、
ただのちっぽけな一つの生命体であることを思い出させてくれる。
…ちなみに、自分のテントを撮り忘れるほど、私はこの空に没頭していたらしい。
その「仮の我が家」の勇姿は、後日ホームステイ女学生がシェアしてくれましたが、
それもまた、この旅の『余白』らしい一幕(笑)
――そしてこの圧巻の朝焼け。
早起きして見に行った甲斐があった!
ニュージーランドの自然の圧倒的な美しさと力強さに触れるたび、
私の小さな悩みなど、砂浜に書いた文字のように波が連れ去っていく。
この国が持つ、突き放すような、けれど全てを包み込むような赦(ゆる)し。
それに触れたくて、私はまた、こうして「余白」を求めて車を走らせるのだろう。
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現役看護師、Miekoの移住記執筆中です。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
















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